制服は学校(先生方)が選び、保護者が購入し、生徒が着用するものです。制服をモデルチェンジする際には、この3者のニーズを把握することが重要です。私どもは、あらゆるノウハウを駆使し、3者が満足できる制服づくりのお手伝いをさせて頂きます。
制服をモデルチェンジするにあたって、やらなければならないことは沢山あります。まずは、その「やらなければならないこと」の全体像を把握することが大事です。ここからは、制服モデルチェンジを流れに沿ってご紹介していきます。
モデルチェンジが決定し、検討し始めるにあたって「制服検討委員会」を設置するのが一般的です。検討委員会は先生方で構成されるケースがほとんどですが、最近では生徒代表やPTAが加わる場合もあります。
○一般的な検討委員会の構成
○新制服に関する調査、検討の全ての業務
○制服販売店、保護者との窓口
検討委員会が設置されたら、制服改定のスケジュールを組み立てます。「いつまでに」「何をするか」を明確にすることで、制服改定をスムーズに進行することができます。
下の表は、一般的な制服改定スケジュールの一例です。
時期 | 項目 | 検討内容 |
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2023年5月~7月 | 基本方針検討期 |
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8月~10月 | デザイン検討期 |
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10月 | プロモーション期 |
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11月~12月 | 規定作成期 |
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2024年4月 | 納品・販売期 |
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新制服の方向性・イメージを明確にする為に、あらゆる情報を集める必要があります。校内アンケートを行ったり、より多くの情報を収集することが重要です。
校内(先生、生徒)の状況を確認・把握します。より詳細を調べたい場合にはアンケートを行うのも一つの手です。
現行制服の問題点
新制服への要望
指導上の問題
生徒の着用状況
全国のデータや市場の状況などは、私どもが調査し、報告いたします。
最近の制服モデルチェンジ傾向
近隣校の制服状況
生徒の好む制服像
最新の機能・素材
制服モデルチェンジをする要因(MC要因)と
新制服の方向性・イメージを明確にします。
生徒・保護者・学校のニーズを把握し、素材の機能性やデザインの方向性を検討しています。
素材を選定します。色、機能性、耐久性、お手入れのしやすさ等、あらゆる面から検討することが必要です。
デザインを選定します。単なる好き嫌いではなく、貴校の方向性・イメージに合うか、長く愛着を持たれるデザインか、先見性をもって検討する必要があります。また、着崩し防止や気候への対策などの特殊仕様についてもここで検討します。
細部を検討します。オリジナル性、機能性、経済面などを中心に検討します。
最終試作品を作成し、細部にわたりチェックした上で新制服を決定します。
新制服が決定したら、商品の製造に取り掛かります。この間に採寸や納品についての打ち合わせを行います。
スムーズな採寸を行うために、場所や日程といった詳細を打ち合わせる必要があります。特に新制服初年度は慌ただしくなる可能性がありますので、学校~販売店の2者間で入念に打ち合わせを行うことが大切です。
納品の流れ、また納品後のアフターフォローについて、販売店としっかり打ち合わせておく必要があります。